謎の団体が作ってる禁止リストよりもMOの禁止リストのほうが理にかなっている気がする。
勿論、MOでは1対1が大多数であるということを見越してのリストであり、紙の統率者とは別だよと明記されてる。
しかし、MOの禁止リストのほうがより健全であると思った(良環境となる可能性がある)ので少し整理してみたい。

MO 黒色+赤色のカード=MOだけ禁止のカード
現実 黒色+青色のカード=紙のEDHだけ禁止のカード
※間違いがあれば指摘お願いします。

まずは共通の禁止カード一覧

《Black Lotus》
《Channel》
《Fastbond》
《Mox Emerald》
《Mox Jet》
《Mox Pearl》
《Mox Ruby》
《Mox Sapphire》
《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
《Time Vault》
《修繕/Tinker》
《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》
《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》
《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》
《グリセルブランド/Griselbrand》
《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》
《Ancestral Recall》
《天秤/Balance》
《カラカス/Karakas》
《Library of Alexandria》
《Time Walk》
《生命の律動/Biorhythm》
《限りある資源/Limited Resources》
《絵描きの召使い/Painter’s Servant》
《企業秘密/Trade Secrets》

流石に両方で禁止されてるだけあってパワー9(-1)をはじめ、納得感のあるラインナップだ。
+ハメに近い挙動をする統率者とゲーム自体を簡単に壊すカードが中心だ。

では以下、MOと紙別に禁止カードを見ていただこう。

MOのみで禁止されてるカード
《Mana Drain》
《精神錯乱/Mind Twist》
《Moat》
《自然の秩序/Natural Order》
《ネクロポーテンス/Necropotence》
《ドルイドの誓い/Oath of Druids》
《セラの高位僧/Serra Ascendant》
《The Tabernacle at Pendrell Vale》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《謙虚/Humility》
《基本に帰れ/Back to Basics》
《隠遁ドルイド/Hermit Druid》
《適者生存/Survival of the Fittest》
《Bazaar of Baghdad》
《最後の審判/Doomsday》
《納墓/Entomb》
《食物連鎖/Food Chain》
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》
《魔力の墓所/Mana Crypt》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《Mishra’s Workshop》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《変幻の大男/Protean Hulk》
《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》
《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》
《放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard》
《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
《アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson》

紙のみで禁止されてるカード
《合同勝利/Coalition Victory》
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》
《一望の鏡/Panoptic Mirror》
《原始のタイタン/Primeval Titan》
《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix》
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
《隔離するタイタン/Sundering Titan》
《星の揺らぎ/Sway of the Stars》
《森林の始源体/Sylvan Primordial》
《激動/Upheaval》
《世界火/Worldfire》

お分かりいただけただろうか。

我々は赤いカードが許されて青いカードが許されない稀有な世界線に存在するEDHプレイヤーなのである!

MOの禁止リストは過剰なマナ加速とコンボパーツを集めるためのサーチやドロソに加え、
統率者との1枚コンボが簡単に決まってしまう等、まさにパワーカード群といえるだろう。
強い統率者に対して厳しめのリストにも見えるが、その他のレギュレーションであれば入っても仕方ないよねと
納得できるパワーカードばかりである。

対して、紙のみで現在禁止されてるリストを見ると、なにこれ?である。
合同勝利?世界火?星の揺らぎ?
いや、撃てれば勝つが、あくまで撃てればでしょう…

なんでこんな緑の大型クリーチャー禁止されてるのか。
これらが強力なマナ加速カードで出てくるのでハメに近い挙動をしてしまうためだが、
そもそもマナクリプトもマナヴォルトもクレイドルも禁止されてればこれらのクリーチャーが禁止される程の強さだろうか?
適者生存が使えて繰り返す悪夢がダメって普通逆だろ…←MOでは逆

と、客観的に見てMOの禁止リストの方がクッソ説得力が高いのである。
勿論、EDHの魅力は赤字になっているカード群を使えるところでもある。

自分の相棒である精霊の魂、アニマーもMO禁止リストが仮に適応されたら弱体化必須である(他の統率者よりは弱体化しない説もあるが

店側としても高い赤色のカードの需要が多い方が嬉しいことだろう。
EDHでも使えなければ本格的にヴィンテージのみとなるようなカードかレガシー以下でしか使えないのにレガシーでも需要無いようなカードばかりだ。

なのでお互いに一長一短な禁止リストであることは間違いないし、EDHプレイヤーによってどちらの禁止リストがより好ましいかも意見が分かれるところだろう。
自分個人としてはMOのほうが健全であることは間違いないがそれと楽しいかは別なので現状維持よりではある。

ただ、今後膨大なMOでの対戦記録により現実の禁止リストがMOの禁止リストに近くなっていく可能性も無くはないだろう。

【追記】
MO版追加禁止カード
《時を越えた探索/Dig Through Time》
《露天鉱床/Strip Mine》
《宝船の巡航/Treasure Cruise》

























結論
原始のタイタンと新緑の始原体とクルフィックスの預言者のfoil買ったのでいつ禁止解除してくれてもいいぞ!


PS:紙でも4人でも初期ライフは30が良いと思う。
EDHではあまりにライフリソースが軽く、背信のオーガやネクロポーテンスなどライフを払うことがほぼデメリットにならない。
かつ、統率者ダメージがあるとはいえ、盤面の脅威が見えやすく的になりやすい殴りジェネラルの立場が非常に弱い環境なので30になっても良いと思う。

コメント

nophoto
通りすがり
2017年5月8日22:28

仰る通り、MOの禁止リストの方が遥かに妥当だと思いますが、EDH民は斜め上のカジュアル思想に飼いならされているプレイヤーが多いですからねぇ
紙の禁止リストの方が遥かに妥当だ!と言ってるアホな知り合いも実際いますし

leaze
2017年5月12日6:28

通りすがりさん
EDH民的にはどっちが妥当かよりもどっちが面白いかなんですよね。
バランス的にはMOのほうが妥当でも面白さ的にはどちらが妥当なのかは今の自分では判断しかねるところであります。

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